収益物件を売却する方法は?タイミングや高く売るためのポイントを解説

収益物件を売却する方法は?タイミングや高く売るためのポイントを解説

この記事のハイライト
●収益物件を売却する際は大規模修繕をおこなう前や満室になっているときなどが適したタイミング
●仲介の場合と買取の場合で売却の方法と手順が異なる
●高く売却するポイントはタイミングを見極めたり適正価格で売り出したりすること

財産形成や老後資金などのため、不動産投資として収益物件を所有する方もいらっしゃることと思います。
しかし、うまく収益を上げられないなどの理由から、売却を検討する方も多いです。
今回は収益物件の売却方法をテーマに、タイミングや手順、高く売るためのポイントを解説します。
大阪市住吉区、住之江区、東住吉区で収益物件の売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

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収益物件の売却タイミングについて

収益物件の売却タイミングについて

収益物件の売却方法としてぜひチェックしておきたいのが、売り出すタイミングです。
不動産は売却のタイミングを誤ると、損をすることもあります。
そのため、適したタイミングで売り出すことが大切です。

適した売却タイミング1:大規模修繕をおこなう前

売り出すタイミングとして適しているのが、大規模修繕をおこなう前です。
不動産は老朽化にともない、外壁の塗装や屋上の防水工事、給排水管などさまざまなところを修繕しなければなりません。
所有者にとっては大きな負担ですが、入居者がいる以上、安心して暮らしてもらうために必要なコストです。
しかし、大規模修繕の前に売却すれば費用の負担がなくなります。
売却利益と修繕費用を比べて、修繕費用のほうが高い場合は、売却を検討してみてください。

適した売却タイミング2:満室になっているとき

満室になっているときも、売却に適したタイミングといえます。
空き室がない状態で売却すると、高く売れる可能性があるからです。
反対に空き室が目立つ場合は、買主から値引きを交渉されたり、収益性の低い物件だと判断されたりすることがあります。
「満室=売り出すタイミング」ということを押さえておけば、売却時期の見極めにも役立つでしょう。

適した売却タイミング3:新築後6年~20年のあいだ

築年数を考慮することも、収益物件の売却では大切なポイントです。
収益物件がマンションの場合、築5年経過したあたりから、価値が下がりはじめるといわれています。
築20年を超えると、設備の劣化や故障、間取りがニーズに合わないといった問題も発生しかねません。
そのため、売却に適したタイミングは築6年~20年といえます。

適した売却タイミング4:物件の価格が上昇しているとき

景気の回復など、なんらかの理由で物件の価格が上昇しているときも、適したタイミングです。
物件の価格がアップしている場合、高値で売却できる可能性が高くなります。
地価動向や変動率から、不動産価格の上昇・下落が把握できるので、ぜひチェックしてみてください。

適した売却タイミング5:引っ越しシーズン

引っ越しシーズンの2月~3月は、不動産の需要が高まるタイミングです。
物件の動きも大きいため、スムーズな売却が見込めます。
夏から冬にかけて準備をしておくと、タイミング良く売り出せるでしょう。

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収益物件を売却する方法と手順

収益物件を売却する方法と手順

続いて、収益物件を売却する方法と手順をご紹介します。
収益物件を売却する場合は、仲介と買取、2つの方法があります。

仲介で売却する手順

収益物件の売却方法として仲介を選ぶ場合、下記の手順で進めます。

  • 相場を調べる
  • 不動産会社に査定を依頼する
  • 不動産会社と媒介契約を締結する
  • 売却活動を開始する
  • 買主と売買契約を締結して引き渡し

仲介の場合、まずは周辺相場をチェックすることからはじめます。
同じ条件の物件を探し、どのくらいの価格で売りに出されているかを調べましょう。
相場を把握することは、売り出し価格を決める際のポイントにもなります。
そして、不動産会社に査定を依頼し、媒介契約を締結するのが次の手順です。
媒介契約を締結したら、不動産会社は売却活動を開始します。
買主が見つかり次第、売買契約を締結し、決済や引き渡しを経て売却の完了です。

買取で売却する手順

収益物件の売却方法として買取を選ぶ場合は、下記の手順で進めます。

  • 不動産会社に査定を依頼する
  • 金額が提示される
  • 売買契約の締結と引き渡し

買取の場合、仲介に比べて手順が短縮されます。
買取は不動産会社が買主となるため、仲介のように売却活動をおこなう必要がないからです。
提示された金額に納得できれば、売買契約を締結し、決済と引き渡しをおこないます。

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収益物件を高く売却するための方法とポイント

収益物件を高く売却するための方法とポイント

最後に、収益物件を高く売却するための方法とポイントを見ていきましょう。

高く売却するための方法とポイント1:タイミングを見極める

高く売却するためのポイントは、タイミングを見極めることです。
先述したとおり、収益物件の売却には適したタイミングがあります。
大規模修繕を控えているときや空き室が少ないとき、物件の価格が上がっているときなどに売り出すのがおすすめです。
上記に当てはまらない場合は、売却の目的を考え、今売るべきかどうかを考えてみてください。

高く売却するための方法とポイント2:適正価格で売り出す

適正価格で売り出すことも、収益物件を高く売却するためのポイントです。
収益物件は適正価格で売り出さないと、売却が難しくなります。
そのため、利回りをベースに売り出し価格を決め、相場と大きくかけ離れないようにしましょう。
また、不動産業界では「土地や建物に掘り出しものはなし」という言葉があります。
つまり、不動産には相場があり、逸脱したような価格では売却できないということです。
早期売却を目指すためにも、利回りをもとに売り出し価格を決めるようにしてください。

高く売るための方法とポイント3:早く売却することにもこだわる

収益物件を早く売却するためには、早く売ることにもこだわります。
長い間売りに出されている不動産は「なにか問題がありそう…」「不人気」「売れ残り」という印象を与えかねません。
そのため、売り出し期間が長いほど買主が見つかりにくくなります。
なかなか売却できないと、値下げに踏み切らざるを得ない状況にもなるでしょう。
「不動産は情報の鮮度が命」という言葉があるほど、早く売ることが大切です。
高く売却する=早く売るということを念頭に置き、早期売却を目指してください。

なかなか売却できない場合は?

買主が見つからない場合は、下記のような対処をします。

  • 値下げする
  • 物件を魅力的に見せる工夫をする
  • 写真を撮り直す

売却できない場合、価格が適正でない可能性があります。
そのため、周辺相場をもう一度調べ、相場とかけ離れていないか確認しましょう。
内覧者がいても申し込みに至らない場合は、価格が高いことが理由かもしれません。
また、物件を魅力的に見せる工夫も大切です。
室内を整えたりホームステージングをおこなったり、魅力的に演出する方法を考えましょう。
不動産会社のホームページや不動産の情報サイトに掲載している画像を取り直し、見栄えの良い画像にすることも、高く売るためのポイントです。

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まとめ

収益物件の売却方法について、タイミングや手順、高く売るためのポイントを解説しました。
一般的な不動産と異なり、売却のタイミングやコツを押さえておくと、スムーズな売却が目指せます。
大阪市住吉区、住之江区、東住吉区の不動産売却なら「ハウスドゥ住吉区不動産売却ナビ」ヘ。
収益物件の売却をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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堂前利之

部署:あびこ店 店長

資格:宅地建物取引士、不動産仲介士®、相続診断士®、土地活用プランナー®


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