2023-05-16
空き家を所有しているけれど、どのように自分で管理したら良いのかわからないという方もおられるのではないでしょうか。
空き家は管理せずにそのまま放置しておくと、老朽化が進むだけでなくさまざまなリスクが生じてしまうため注意しなければなりません。
そこで、空き家を自分で管理する目的や管理に必要な道具、また管理する方法について解説します。
大阪市住吉区、住之江区、東住吉区で空き家を所有していらっしゃる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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空き家を所有することになった場合、そのまま放置しておいても問題ないと思う方がいらっしゃいます。
しかし、空き家は所有者が自分で管理をすることが法律で義務付けられています。
そこでまずは、空き家を管理する目的をしっかり理解しておくことが大切です。
空き家を自分で管理する目的には以下のようなことが挙げられます。
管理の目的についてそれぞれ解説します。
人が住んでいない空き家は、とくに建物の劣化が急速に進みます。
劣化が進行してしまうと、建物が腐食し倒壊などのリスクが出てきます。
そこで、定期的に換気をおこない室内の湿気を外に逃してあげることで、老朽化の加速を遅らせることが可能です。
もちろん空き家の管理は換気だけではありません。
定期的に建物に異常がないか建物の状態を自分で確認することが重要です。
とくに雨漏りは発見が遅れると、建物の耐久性に大きく影響するため注意しなければなりません。
このように空き家となっても定期的に自分で管理をおこない、空き家の状態把握と維持ができるよう心掛けましょう。
空き家を自分で管理することは、特定空家に指定されるリスクを避ける目的もあります。
特定空家とは、倒壊の恐れや衛生上有害の恐れがあるなど、放置することが適切でないと判断された空き家です。
特定空家に指定されると、自治体から修繕などの措置をおこなうように助言、指導、勧告、命令がおこなわれます。
管理を怠り放置を続けた場合は、下記のようなペナルティが科される可能性があります。
このように空き家を管理せずに放置すると、さまざまなリスクがあるため定期的な管理が必要となるのです。
空き家の管理は、近隣トラブルや犯罪リスクを回避する目的でもあります。
空き家を放置しておけば、老朽化により倒壊という可能性も否定できません。
倒壊すれば、自分の問題だけでなく近隣住民への被害も懸念されます。
また、場合によっては賠償請求を求められる可能性もあるでしょう。
さらに、人が寄り付かない空き家は、犯罪の拠点となることも心配されます。
このようなトラブルを避けるためにも、空き家の管理は必須と言えるでしょう。
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空き家を自分で管理するためには、作業が滞らないように「道具」と「服装」を準備しておきましょう。
空き家を管理する際は、以下の道具を準備しておきましょう。
①軍手・スリッパ・ゴミ袋
軍手はゴミや枝、雑草処理の際に必要です。
手指・足裏を怪我しないように必ず軍手やスリッパを着用するようにしましょう。
また、集めたゴミを入れるためにゴミ袋も忘れないように準備が必要です。
②掃除用具(雑巾・バケツ・ほうき・はたき・洗剤など)
人の皮脂や髪の毛、ホコリなどを放置すると湿気とともにカビが発生してしまいます。
ほうきや雑巾などを利用して空き家を清潔に保つようにしましょう。
③懐中電灯や脚立
空き家の管理は、普段目に見えない床下や天井裏の点検も必要です。
そのため、懐中電灯や脚立なども準備しておきましょう。
見た目ではいつもどおりに見えていても、雨漏りやネズミなどが発生している可能性もあります。
何か物音がしていないか、大雨の日は雨漏りなどの異常が発生していないか点検しておくと安心でしょう。
④カメラ、チェックシート、防寒・冷却グッズ
雨漏りやひび割れなどの修繕箇所がある場合は、状態の進行を記録しておく際にカメラが役に立ちます。
また、事前にどの箇所を確認するかのチェックシートがあれば便利です。
電気を止めている場合は、防寒対策や夏には冷却グッズもあると良いでしょう。
空き家を管理する際は、動きやすく汚れても良いものを選ぶと良いでしょう。
とくに人が住んでいない空き家は蜂や害虫も発生しやすいため、長袖・長ズボンで作業することをおすすめします。
また、夏は暑く冬は寒いため、季節に合った服装が必要です。
庭の雑草などを手入れする場合は、長靴の準備も忘れないようにしましょう。
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最後に空き家を自分で管理する方法を確認しておきましょう。
それぞれの管理方法についてご説明します。
空き家のポストには、転出届けを出しているにもかかわらず、チラシ広告などが投函されることがあります。
とはいえ、ガムテープで投函口をふさげば、空き家であることがわかってしまいます。
また、逆にポストに郵便物が溢れていても、人が住んでいないことが一目瞭然です。
そのため、ポストには通常の住宅と同じように投函できるようにしておき、定期的にポストに入っている郵便物を確認するようにしましょう。
上記でもご説明したように、空き家を換気せずにそのままにしておくと、湿気で老朽化を加速させてしまいます。
そのため、定期的に外と中の空気を入れ替えて、換気することが大切です。
またその際は、部屋の窓だけでなく、湿気が溜まりやすいクローゼットや押し入れ、靴箱も併せて換気をおこないましょう。
空き家の管理では、定期的な通水も必須です。
長期間水を使用をしないと、排水管の水が蒸発し悪臭が発生することがあります。
そのため、洗面所・台所・トイレ・浴室など水回り設備はすべておこないようにしましょう。
このように空き家を所有している限り、定期的な管理が必要になります。
放置しておけば、特定空家などさまざまなリスクを負うことになるため、管理が遠方で難しい、面倒という場合は売却を検討するのも1つの方法でしょう。
まずは、いくらで売却できるか不動産会社へ査定依頼することをおすすめします。
ハウスドゥ住吉区不動産売却ナビでも、空き家などの査定を無料でおこなっておりますので、お気軽にお問い合せください。
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空き家を自分で所有している以上、自分で通水や換気など適切な管理をして維持する義務があります。
放置すれば劣化が加速していき倒壊する恐れも否定できません。
もし、空き家の管理が難しい、面倒という場合は売却を検討してみることをおすすめします。
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