2023-09-26
離婚や転勤など予期せぬことが原因で、購入して間もない住宅を売却しなければならないこともあるでしょう。
築浅物件を高値で売却するには、早めに売り出すことが重要です。
そこで今回は、築浅一戸建てをスムーズに売却するコツや早期売却を勧める理由などを解説します。
大阪市住吉区で一戸建ての売却をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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はじめに、築浅一戸建てを売却する際に知っておきたいポイントを3つ解説します。
築浅の一戸建ては設備や内装が比較的きれいなため、買主が見つかりやすいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし住宅は何十年と住むことを前提に購入する方が多いので、築年数が浅いと「なぜ早く手放すんだろう」と不審に思う方もいます。
どんなに条件の良い物件でも、このような疑問を持たれてしまっては、なかなか成約には繋がりません。
買主に安心して購入してもらうには、なぜ売却するのかはっきりと伝えることが大切です。
売却のきっかけを話して買主が納得すれば、前向きに購入を検討してくれるでしょう。
なお、築浅一戸建ての売却理由については、転勤や転職、結婚など環境の変化によるものが多いようです。
数年で転居することが分かっていながら、新築を購入する方はほとんどいないでしょう。
そのため、築5年未満の家を売りに出す方は、想定外の要因によって家を手放すケースが多いと考えられます。
また、投資目的で購入した家の価値が上がったタイミングで売り出す方も多いようです。
売却する不動産に以下のような瑕疵(不具合)がある場合は、必ず買主へ告知しなければなりません。
上記のような瑕疵があるにも関わらず、買主に隠して売却した場合、売主は契約不適合責任を負うことになります。
契約不適合責任とは、契約内容に適合しないものを売却した場合に、売主が買主に対して負う責任のことです。
契約不適合責任を問われると、契約解除や損害賠償を請求される可能性があります。
トラブルを避けるためにも、売却する不動産に瑕疵がある場合は、必ず買主に伝えるようにしましょう。
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築浅の一戸建てを売ると決めたら、なるべく早く行動することをおすすめします。
なぜなら、建物の価値は築年数が経過するにつれて減少していくためです。
ここからは、築浅一戸建てがいくらで売却できるのかと、早期売却がおすすめな理由について解説します。
国土交通省の調査によると、築5年が経過した建物の価格相場は、新築時の約7割にまで減少するとされています。
たとえば、5,000万円の土地付き一戸建(建物2,000万円・土地3,000万円)を購入したとしましょう。
土地には経年劣化という概念がないため、年数の経過により土地の価格が減少することはありません。
そのため建物の価格だけが下がり続け、築5年では4,400万円(建物1,400万円・土地3,000万円)になってしまいます。
さらに築10年になると、市場相場の価格は新築時の半分ほどにまで減少することがわかっています。
一戸建ての場合はとくに下落するスピードが速いため、売却価格が下がる前に売却したほうがお得といえるでしょう。
不動産は売り出してもすぐに売却できるとは限らないので、売ると決めたら早めに行動することが大切です。
在宅ワークの促進により、広い一戸建てに住みたいという方が増えているようです。
とくに築浅物件は、比較的設備や内装が綺麗なうえ、新築よりも安い価格で購入できるため高い需要があります。
実際にレインズの調査結果によると、築5年以下の築浅物件は売却数が増加傾向にあることがわかります。
需要と供給のバランスはいつ崩れるかわからないため、一戸建ての需要が増えいている今は売り時といえます。
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ファミリー層に人気がある築浅一戸建てですが、必ずしも早く売却できるとは限りません。
スムーズな売却を目指すには、築浅一戸建てを売却する際のコツを知っておく必要があります。
ここからは、築浅一戸建てを早期売却するためのコツやポイントを解説します。
「築浅なら高い値段でも売れるのでは?」と強気の価格設定でいこうと考える方もいらっしゃるでしょう。
確かに築浅物件は人気がありますが、中古であることに変わりはありません。
中古住宅には相場があるため、新築と同じような感覚で売り出すと割高な印象を与えてしまい、売れ残る原因となります。
不動産は売却期間が長引くほど売れ残り感が出てしまい、さらに買主が見つかりにくくなってしまいます。
場合によっては、売却するために値下げを検討しなければならないこともあるでしょう。
希望価格でスムーズな売却を目指すには、築浅だからといって価格を上げるのではなく、適正価格で売り出すことが大切です。
ここでいう適正価格とは、市場相場に見合った価格ということです。
ご自身で不動産の市場相場を調べたい場合は、不動産ポータルサイトを活用すると良いでしょう。
近隣にある類似物件の情報を最低でも3件以上は集め、そこから平均を割り出せばおおよその相場がわかります。
不動産を売却する際、本来であれば家中の設備をすべて撤去する必要があります。
設備とは、エアコンや給湯器、照明器具、洗面台、キッチン、衣類乾燥機などです。
しかし人気のある設備は、残しておいたほうが売却に有利になることもあります。
撤去するはずの設備をそのまま残しておくことで、買主の購入意欲を高められるかもしれません。
売却を有利に進めるためにも、設備を残すか撤去するかは、購入希望者の反応をみてから決めるのがおすすめです。
不動産を購入して間もないタイミングで売却する場合、住宅ローンの返済が終わっていないケースも少なくありません。
住宅ローンが残っている不動産を売却するには、売却と同時に残債を完済して、抵当権を抹消する必要があります。
抵当権とは、契約者の返済が滞った際に、金融機関が物件を担保にとる権利のことです。
抵当権が設定されたままは売却できないため、ローンを完済して抹消手続きをおこなわなければなりません。
そこで考えなければならないのが、不動産の売却価格だけでローンを完済できるかどうかです。
売却代金をあててもローンを完済できなければ、不足分を現金で用意しなければなりません。
また不動産を売却する際は、ローン完済費用のほか、仲介手数料や印紙税などさまざまな費用がかかります。
これら諸費用とローンの残りを支払えるかどうか、きちんと計算したうえで売却価格を決めましょう。
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建物の価値は、年数の経過とともにどんどん減少していきます。
そのため売却をご予定の場合は、なるべく早めに行動することをおすすめします。
また住宅ローンが残っている場合は、残債を考慮して売り出し価格を決めるようにしましょう。
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