2024-09-10
中古マンションを購入する方は、自分の希望条件に合った物件を探す際に、重視するポイントがいくつかあります。
そのなかでも、間取りは生活のイメージがしやすいため、買主がはじめに注目するポイントの1つです。
そこで今回は、中古マンションの売却時に、売却しやすい間取りとターゲット、間取り以外に重視されるポイントについて解説します。
大阪市住吉区で中古マンションの売却をご検討中の方は、ぜひご参考になさってください。
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中古マンションにはさまざまなタイプがありますが、そのなかでも人気の高い間取りは、売却しやすい傾向にあります。
では、どのような間取りが売却しやすいのでしょうか。
まずは、人気の高い間取りについて解説します。
中古マンションの間取りのなかで、購入希望者が多いのは、3LDKと2LDKです。
そもそも、中古マンションを購入する方の多くは、ご夫婦です。
そして、そのなかでも子どもがいるファミリー層の数が多いため、子ども部屋を確保したいという希望が多く見られます。
たとえば、子どもが2人いるご家庭では、居室が3部屋ある3LDKが好まれます。
これは、夫婦の寝室と、子どもそれぞれの部屋を確保したいためです。
子どもが1人の場合、2LDKも視野に入れているご家庭もありますが、最近はリモートワークをされる方も増えており、仕事部屋も確保したいとなると、2LDKでは手狭に感じるケースも多いようです。
とはいえ、子どもが2人のご家庭で、夫婦の寝室と子ども2人の部屋、そして仕事部屋を確保するために、居室を4部屋確保したいと考える方はあまりいません。
なぜなら、部屋数が多くなると、中古マンションの価格は上がる傾向にあるからです。
したがって、子どもが1人もしくは2人いるファミリー層が購入を希望する、3LDKの中古マンションは売却しやすい間取りだといえます。
地方の場合、都会と比べて子どもの数が多いご家庭や、両親と同居しているケースも多く見られます。
そのため、4LDKの間取りも比較的人気があり、売却しやすいです。
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中古マンションで売却しやすいのは、3LDKか2LDKであることを前章で解説しましたが、それ以外の間取りは売却が困難だというわけではありません。
中古マンションを購入する方は、家族構成やライフスタイルに合わせて間取りを選びます。
つまり、所有している中古マンションの間取りが、どのような方に人気があるのかを知り、ターゲットを絞って売り出すことで、売却しやすくなるのです。
そこで次に、中古マンションの間取りごとに、どのような方をターゲットにすると良いのかについて解説します。
1LDKの中古マンションは、居室が1部屋であるため、ファミリー層をターゲットにしても売却しにくいです。
しかし、単身者やカップルにとって、居室が多い間取りは広すぎるうえに、価格も高いため、選択肢に入りにくいといえます。
そこで、1LDKの中古マンションを売却する場合は、ファミリー層ではなく、単身者やカップルがメインターゲットになります。
また、投資用物件を探している方にも人気です。
2LDKは、先述のとおり、子どもが1人のご家庭や、子どもがいないDINKSと呼ばれるご家庭をターゲットにすると良いでしょう。
また、新婚家庭や、子どもが独立した年配のご夫婦にも人気です。
3LDKよりコンパクトで価格も安いため、子どもが2人のご家庭でも、子どもが就学前の小さいうちは2LDKを希望する方もいます。
子どもが2人いて、それぞれに子ども部屋を与えたいと考えるファミリー層が希望する間取りです。
また、将来子どもが生まれることを想定して、子ども部屋を確保しておきたいという新婚家庭も、ターゲットになります。
また、子どもはいないけれど、仕事部屋や趣味の部屋を確保したいという理由から、3LDKを希望するケースも少なくありません。
ただし3LDKは、中古マンションの間取りのなかでも需要は高いですが、物件数も多いため、ほかの物件との差別化を図ると、より売却しやすくなります。
4LDKは、子どもが多いご家庭や、経済的に余裕のある方がターゲットになります。
そのような方は、間取りにくわえて、スペックの高い設備を好まれる傾向にあります。
このように、中古マンションの間取りは、それぞれターゲットが異なります。
売却を成功させるためには、ターゲットとなる方に物件の情報を知ってもらうことが大切です。
ターゲットの購入意欲が沸くような文言をチラシに掲載したり、住みやすさをアピールしたりといった工夫をしながら、販売戦略を立てましょう。
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中古マンションを購入する方は、間取り以外にも重視するポイントがいくつかあります。
中古マンションを売却するうえで、購入検討者がどのようなポイントを重視しているのかについても把握しておくことが大切です。
そこで最後に、中古マンションの間取り以外で、売却のしやすさに影響するポイントについて解説します。
中古マンションを購入するうえで、多くの方が立地条件を重視します。
なぜなら、立地条件は、住みやすさに直結するポイントであるからです。
たとえば、通勤で毎日電車を利用する方は、駅から近い立地にある物件に住みたいと考えるでしょう。
また、車を持っていない方や高齢の方は、スーパーマーケットやドラッグストアなどが近くにあるほうが、生活しやすいと考えます。
小さい子どもがいるファミリー層は、駅より郊外を好む場合もあります。
駅周辺の騒がしいエリアより、郊外の落ち着いたエリアで子育てしたいと考える方も多いためです。
中古マンションは、築年数も売却のしやすさに影響します。
築年数が浅い物件のほうが、設備も新しいため人気が高い傾向にあります。
インターネットで物件を探す際には、「築何年まで」といったように条件を絞って検索する方が多く、古すぎるマンションは候補に入らず、購入検討者の目に留まらないかもしれません。
また、築年数が古いと、耐震性能に不安を感じる方が多いのも実状です。
さらに、最近はセキュリティ設備やインターネット環境が整っている物件を好む方が増えているため、そのような設備が充実している比較的新しい中古マンションは売却しやすいでしょう。
高層マンションの場合、階数を重視する方も多くいます。
たとえば、間取りが気に入っても、低層階の物件は売却しにくいかもしれません。
反対に、間取りは希望と少し違っているけれど、高層階で眺望が気に入って購入したというケースもあります。
中古マンションでは、管理組合が主体となって、メンテナンスや修繕の計画を立てるのが一般的です。
したがって、中古マンションを購入する際に、どのような計画で修繕がおこなわれるのか、管理費や修繕積立金がいくらなのかも、買主にとっては気になるポイントです。
このように、間取り以外にも、購入の決め手となるポイントがいくつかあります。
売却する中古マンションがどのような方に好まれるのか、またアピールポイントは何かなどを売主がしっかり把握しておくと、売却活動の効率も上がりますよ。
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中古マンションにはさまざまなタイプがありますが、売却しやすいといわれる間取りは3LDKか2LDKです。
しかし、間取りごとに需要が異なるため、ターゲットを絞って売却活動をおこなうことで、買主が見つかる可能性が高まります。
また、間取り以外にも買主が重視するポイントがあるため、物件の強みを把握し、しっかりアピールして早期売却を目指しましょう。
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